療法士 × 夢実現ステップ6
2020.08.20
「療法士×夢実現の6つのステップ」の最後の6つ目のステップです。
テーマは「応援されるあり方」です。
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士として夢やキャリアをすすめるうえで、ここまで応援されるコミュニティを作ると良いことをお伝えしているわけですが、
しかし、このような悩みもあるんじゃないでしょうか。
「なかなか一緒に進める仲間ができない」
「私は応援してあげているのに、応援してもらえない」
今回はこのようなお悩みをお持ちの方に、応援されるようになるポイントをお伝えしていきます。
ポイントは「あり方」にあります。
戦争や事件など何かが起きた時に、「あり方」と「やり方」があると言われています。
「やり方(Doing)」というのは、「どうやるか、どう勝つか」という手段のことです。
戦争で例えると、どうやって敵を打ち負かすか、どうやって勝ったらいいか。
そのように考えて戦争に向き合うというのが「やり方」にフォーカスしている考えです。
一方
「あり方(Being)」というのは、「その事柄にどう向き合うか」ということです。
戦争はとても大変な事なのですが、ここにどんな意味があるのか、これを通じてどういう気持ちで向き合ったらいいかなど、戦争ということ自体にどんな意味があるのだろうなど、どういう心持ちによって臨むかという考え方です。
これで何が変わるかと言うと、「あり方」というのは、物事の解釈みたいなところもあるので、応援するしないという時の、その捉え方やあり方にも大きく影響するということになります。
分かりやすく言うと、先ほど話した、「私は応援するんだけど応援してくれないな」と感じてしまう原因は、あなたの「あり方」がにあるです。
具体的に解説すると、「私は応援してるけど、応援されなくて残念だな」と思っているということは、応援に対するあり方が、「ギブアンドテイク」になっているのです。
ギブアンドテイクというと、何か与えたら返してもらうような形で、一見良い事のように思いますよね。
しかし結局は、ギブアンドテイクという考えは、「ギブしたらテイクしてもらう」=「ギブしないとテイクしてもらえない」という形で、損得勘定がどうしても入ってきてしまいます。
このような考えで人を応援していると、自分を応援してくれないことに対して、残念だなという気持ちになってしまうのです。
その為、ギブアンドテイクという言葉は一見良く思えるのですが、応援し合う時のあり方としては良くないと言えます。
応援されるあり方のポイントは「NOTギブアンドテイク」です。
ギブアンドテイクじゃない形で応援をしましょうということです。
これがどういうことなのか、ピンと来ない方もいると思うので、解説していきます。
例えばあなたと仲間たちが円になって並んでいるところをイメージしましょう。
ギブアンドテイクは、あなたの隣の人を応援して、その隣の人に応援を返してもらうということになります。
これがギブアンドテイクのあり方です。
ギブアンドテイクではなくて、NOTギブアンドテイクのあり方は、隣同士でお互い応援し合うのではなくて、隣の隣の隣にどんどん応援を重ねていきましょうということです。
具体的に解説します。
円の中にいるあなたの右隣の方(Aさん)を応援するとします。
そしてその方はその右隣の方(Bさん)を応援します。
そしてその方(Bさん)はさらにその右隣の方(Cさん)を応援します。
このように「応援してくれた人を応援する」のではなくて、他の隣の人にどんどん返していくと、あなたの左側にいる方からぐるりと回って、あなたが応援してもらえるわけです。
つまり応援をその人同士で行ったり来たりするものではなくて、いつか周り回って帰ってくるだろうとそういう気持ちのあり方で、どんどん応援をすると、まわりまわって必ずあなたが応援される人になります。
私も実感しています。
ぜひ今日からそのような気持ちのあり方で、仲間を応援していきましょう。
それはギブアンドテイクではないです。応援した人から応援されなくてもいいのです。まわりまわって応援されるかもしれません。それでいいのです。
今回この動画の内容が皆さんの役に立ったかどうかをチェックする、セラドリチェックというコーナーです。
ぜひ、ぐるりと回っていつかは応援されるんだろうという気持ちで、そんな「あり方」で応援を重ねていきましょう。
上手くいけば、気付いたら応援しあえる仲間ができてたり、周り回って応援してもらえていることに気づいたり、いい人を紹介してもらえたり、いいお仕事に繋がったななど、まわりまわって応援してくれたという、そんな経験が皆さんのところに来たら、大成功です。
是非試してみてくださいね。
最後にご案内です。
今回は「療法士×夢実現の6つのステップ」はこれで一区切りです。
今後は、療法士の先人の方や、他業種の方々とのインタビューをどんどん重ねていきます。
ま引き続きお役立ちの情報も発信していくので、是非とも楽しみにしていてくださいね 。
もう一つご紹介があります。
我々がこういったことを発信しているのは、「療法士の未来は無限大」だと感じているからです。
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自らのキャリアや夢をおいかけていくうえで大きなポイントとなるのは、療法士同士が同じ病院や法人にかかわらず、距離の離れた療法士同士で応援しあっていけるようなコミュニティがあれば、療法士の未来はすごく明るいと思っています。
「こんなお悩みありませんか」
このようなお悩みをお持ちの方が、療法士同士で応援しあえるコミュニティがあれば、一緒にお互いの夢を応援しあって進めたり、やりがいを感じられるようになります。
そして、今の職場でも多職種とコミュニケーションをとって職場の中でキャリアをどんどん積み重ねていく事ができると思っています。
そういう応援し合えるコミュニティとして「セラ・ドリコミュニティ」を作っていきます。
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